VOl.108
こんにちは。
熊本上通りReal meで美容師をさせて頂いてますHOKIです。 記事をご覧いただきありがとうございます。
GWもあけました。今年は例年のような雰囲気ではありませんでしたが、コロナによる影響も徐々に落ち着きはじめています。
このまま良い方向へ進んでくれればよいですね😊
さて先日はヘアカラーにおいて
“ブリーチの回数によっての色の出方”
を検証してみました。よくお客様から
「〇〇な色したいけど、ブリーチ必要ですか?」
と質問があったりもするので、少しでもの目安になればと思います😊
ブリーチ毛束の仕込み
まずは使用する毛束の仕込みから。
このような黒毛束を実際にブリーチしてきます。
それからブリーチの回数も変えていきます。
そして出来上がったのがこちら
ブリーチの回数が増える度に明るくなっているのがわかりますね😊
コレで下準備はオッケーです👌
使用するカラー剤の種類
インナーカラーといっても様々なカラー剤があります。
お客様のイメージや髪の状態によって使いわけていくのがベターです。
今回は種類別にブルー系とピンク系で検証していこうと思います。
まずはこちら
いわゆるカラートリートメントと呼ばれているカラー剤です。
次にこちらのカラー剤
いわゆるオシャレ染めなのですが、簡単にいえばマニキュア成分が配合されているタイプで、発色がとてもキレイです。
次にこちらのカラー剤
こちらもオシャレ染めのタイプなのですが、
“カプラー”と呼ばれる色味成分を中心につくられていて、こちらの発色もとてもキレイです。
ピンク系を持っていなかったのでこちらの2色で😭
検証開始‼️
実際に毛束を染めていきます🎨
今回の目的は
“同じカラー剤でもブリーチの回数で仕上がりにどれくらいの違いがあるか?”
です💡
この時間のワクワクはたまらないですね〜😆♪
すでにものすごい色です!!
それから時間が経ち、洗って乾かします。
仕上がりも様々です✨
これから色を比べていきます!
結果発表✨
待ちに待った仕上がりの時間です。
楽しみですね😊
“全て同じカラー剤”で染めています。
ブリーチの回数を記載しているのでそこを目安に😊👌✨
まずは
◽︎ カラートリートメントのブルー
ブリーチの回数×1ではなんだか濁った感じ、×2ではまだわかりづらいです。
×3までいくと、とてもブルーがキレイです😊
◽︎ カラートリートメントのピンク
こちらではどちらもキレイに見やすいです。ブリーチ×2だとよりクリアに✨
◽︎ オシャレ染めタイプ(マニキュア成分配合)のブルー系
確かにブリーチの回数が増えると、色もわかりやすくなっていきますが、カラートリートメントと比べてみると鮮やかさは物足らない気がしますね。
◽︎ オシャレ染め(マニキュア成分配合)のピンク系
こちらでもブリーチ回数が多い方が色はわかりやすいですね。
◽︎ オシャレ染め(色味成分中心)のインディゴ
こちらは元々“深い色味”な仕上がりです。ブリーチ×2回でもキレイに発色しています。
◽︎ オシャレ染め(色味成分中心)のシアン
ブルーグリーンのような仕上がりがイメージです。こちらではブリーチの回数で透明感がちがいますね。
結果を考察してみると、、、
どのカラー剤もキレイな発色でした。
“色”で見てみると、ブルー系はとにかくブリーチをして、ベースの髪を脱色しておかなければ、色味を感じにくかったように思います。
これは他にもパープル系、グレー系、グリーン系などにも同じ事がいえます。
ピンク系に関しては、ブリーチの回数が少なくてもある程度はキレイに染まりました。それでもブリーチの回数が思い方がより鮮やかさはありますね。
これは他のレッド系、オレンジ系などにも同じ事が言えます。
“カラー剤のタイプ別”でみてみると、
こちらのカラートリートメント
の方がオシャレ染めよりも色が鮮やかでしたね。
ただ1つ注意点が・・・
カラートリートメントに関しては、発色の都合上、“次回のカラーチェンジが難しい”という事があります。
ブリーチをしてもなかなか色が抜けない事も😱
この点に関してはこちらの
オシャレ染めタイプの方が“次回のカラーチェンジ”に関してはやりやすいと思います😊👌✨
まとめ
今は発色がよく、とても使いやすいカラー剤ばかりです。ただ上記のように、タイプ別によって種類も様々です。
お客様のなりたいイメージや髪質などによってカラー剤を使いわけていく事が重要なんですね💡
今回はブリーチ回数を×1,×2,×3と区切っていましたが
厳密には必要なブリーチ回数は美容師さんの判断が1番大切です。
「はじめてインナーカラーをいれる!!」
「はじめての美容室にいく!!」
などのような時には、
◽︎ 時間には余裕を持っていく
◽︎事前にカウンセリングしておく
などしておく事がオススメです💡