Vol.184
こんにちは。オールラウンダー美容師を目指し熊本 Real me 上通店でサロンワークしてます。ホッキーこと掃本 慎太郎です。
CutやColor、Permでも。美容室が楽しいと思って頂けるように日々邁進して参ります。
とある粉末タイプのヘアカラーを頂く機会があり発色など、毛束検証してみました
やってみると、「おぉ〜」といった結果が
「こんなお客様には良さそうだな〜」
とイメージが湧くようなカラーでした。
そんなレポートBlogです。
先日は営業中のちょっと空いた時間に毛束検証を行いました。
というのも、今までに使ったことがないようなタイプのカラー剤を頂く機会があり、
「実際に発色や質感はどんなだろ〜?」
と気になったからです。
使った事がないカラーは実際に染めてみるのが1番
という事で毛束検証スタートです
今回の検証では
・オークルブラウン
・イエロー
・それぞれを1:1
の3種類を使用していきます
粉?クリームではなくて⁈
そうなんです。今回染めていくのが、粉末タイプの
【 米粉カラー 】
なんです
なんともグルテンフリーな響き
最近はパンとか麺などで使用されているのを見かけます。
ヘルシーなイメージでグルテンアレルギーの方でも“米粉”は大丈夫だったりしますよね。
まさかそんな“米粉”のヘアカラーが登場するとは
こちらの“米粉カラー”は水に溶かして使用します。
なんだかヘナみたいですね
2剤が必要ないので、これでカラー時の
頭皮のピリピリ
の原因の一つである
過酸化水素
は不使用ですみます
推奨が80度なので、ケトルで沸騰しないくらいに水を沸かします
そして混ぜていきます。
おーなんだかもう黄色い
そして混ぜていきます。
ネルネルネルネみたい
(わかる人はわかるはず笑)
ここでニオイチェック
うん
無臭に近いお米の香り? 笑
(すいません、よくわかりませんでした)
とりあえず匂いは強くありません
カラー剤にぬるま湯を混ぜてるので
寒い時のヘアカラーあるある、
頭皮に塗布した時の
「冷たっ」
はなさそうです
「でもなんか固いな〜」
「これ髪の毛塗れる?」
と思っていたら、推奨は
カラー剤 : 水 ⇨ 1 : 5
のところ
カラー剤 : 水 ⇨ 1 : 1
と明らかに水不足でした
固いはずです 泣
お湯を継ぎ足し 笑
こちらの毛束に染めていきます
白髪・茶髪・金髪の毛束
放置タイム
ついでにpHも測っておきます
ふむふむ
弱アルカリ性
くらいでしょうか??
あっ、そういえば
「ヘナしたら髪の毛がギシギシなったわ〜」
といった経験をお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか?
天然のヘナのpHは
酸性
なので、ちょっとギシギシなりやすい性質があります
なので米粉カラーは髪がギシギシにもならなそうですね
時間を置いた後の仕上がりです。
まずはイエローから
発色が鮮やかですね
次はオークルブラウン
どれも落ち着いた綺麗なブラウンです
次はオークルブラウンとイエローを1:1
白髪がナチュラルなブラウンに染まってます
どれも綺麗に染まってましたね
触った感じ、ギシギシとした感じもありませんよー
“米粉カラー”
と聞くと
「天然のカラーなのかな?」
と思いがちですが、そんな事はなく
人工的なカラー成分も入っております
米粉カラーにはHC染料とよばれる
カラーシャンプーやカラートリートメントに配合されているような成分も入っています。
この染料のおかげで、とても鮮やかに発色しているわけですね
それから、よくヘアカラーのアレルギー原因成分とされている
パラフェニレンジアミン
も不使用なので、過去にヘアカラートラブルで
かぶれ・カユミ
が生じた経験がある方でも大丈夫そうですね
こちらの米粉カラー。
実はまだメニュー化はしていないのですが、
もし興味がある方は施術が可能です
・成分が強いカラーはやりたくない
・ヘアカラーアレルギーが怖い
・カラー時、頭皮がピリピリ痛くなりやすい
・ヘナをやっているけど変えたい
・白髪は気になるけど白髪染めしたくない
・白髪をぼかすくらいでちょうど良い
・白髪あるけど、鮮やかなカラーを楽しみたい
・米粉カラーを体験してみたい
こんな方々にはオススメかと思います
オーガニック思考なお客様。
ナチュラル思考なお客様。
ハイトーン好きなお客様。
白髪にお悩みのお客様。
たくさんいらっしゃいますし、頭皮とか髪の状態も人それぞれです。
“天然成分100%”
のヘアカラーでも合わない方もいれば
“ケミカル成分たっぷり”
でも、なんともない方もいらっしゃいます。
やっぱり自分に合ったヘアカラーを見つけていくのが大切なのかな〜と思います。
【米粉カラー】
も選択肢のひとつに
まだ粉はたっぷりあるので興味ある方はご相談くださいねー
記事を最後まで読んで頂きありがとうございます
また覗いて頂けたらと思います
初めての方でしたらこちらの記事もご覧ください
Vlog(Video Blogの略)始めました