VOl.96
こんにちは。
熊本上通りReal meで美容師をさせて頂いてますHOKIです。
記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は毛先のみにパーマをかける
毛先ワンカール
のパーマのお客様です。
こういった
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ちょうど肩につく長さだったりすると、ハネやすかったりしますね。
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毎日アイロン等でのお直しが大変という方にはこの毛先のパーマをご提案させて頂いてます。
今回も持続性の高いデジタルパーマでやっていきます⤴︎
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そして仕上がりがこちら
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キレイにふんわりとワンカールしてくれました😊
Beforeと比べてみても
↓
まとまりがよくなったと思います😊
「ありがとうございました〜」
と、この日は何事もなく終わったのですが、、、
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ところが次の日、まさかのLINEが、、、
どうしても外ハネしてしまいます。。。
「パーマはしっかりかかっているし」
「ドライヤーで“乾かす時は後ろから前だよ”」
とお伝えしたしな〜と思いつつ、
送って頂いた写真を見てみると、
かなりの外ハネ!?😭
むしろパーマをかけた事で、より外ハネがパワーアップしています 泣
😭
外ハネスタイルならともかく、
今回は
内巻きのワンカールスタイル
もういちど乾かし方をレクチャーさせて頂くために次の日に御来店頂きました。
髪の毛の生え方は左右対称ではない。
一度、こちらのお客様のドライヤーのかけ方を見てみたかったのでお店に来て頂きました。
↓
うーむ、、、ばっちりハネてる😢
そもそも髪の毛は均一の生え方ではありません。
つむじを中心に螺旋状に生えています。
(人によっては方向など違いがある事も)
今回のお客様はこんな感じです。
左側は前の方向に向かって生えていて
↓
右側は後ろの方向に向かって生えています。
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髪の毛自体も、キューティクルの並びに沿うように、螺旋状にねじれて生えてくるとも言われています。
このように頭の所々で髪の生え方の方向が違うので、
◽︎ 内にまとまったり
◽︎ 外にはねたり
と言った事が起きてくるんですね。
こんな時に、
ドライヤーのかけ方で一時的に生え方の向きを変える事で外ハネしていた髪も内巻きにする事ができます。
よく言われるのが
「ドライヤーは後ろから前へ乾かして下さい」
とか
「上から下へ向けて乾かして下さい」
などです。
僕も同じ事をお客様に伝えていました。
ですが、
“それでもハネてしまう”
よく聞く事ではあります。
「美容室ではまとまっていたのに、自分でやるとハネテしまう」
原因を追及すべく、一度ドライヤーを握ってもらいました。
そして一つ気がついた事が!!
確かに後ろから前へドライヤーは使ってます。
写真では撮れていませんが、左側はキレイに内巻きにまとまっています。
それから右側へ
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この辺からお客様の手元をよく見ていると、
↓
ん!?
ここでちょっと違和感が!?
よくよく見てみると、、、
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確かにドライヤーは後ろから前に当てているのですが、、、
ドライヤーの風に注目してみると、、、
↓
なんと毛先がハネル方向に風が当たっているではありませんか!?
これでは毛先がハネてしまいます😣
毛先がハネないようにするには
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少しわかりづらいですが、
“頭の右側を乾かす時はドライヤーを左手で持って乾かす”
事が大切だったのです。
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こうする事でドライヤーの風が前を向くので、根本から毛先まで、キレイに収まる方向に向いてくれます。
逆も然り。
利き腕だけで乾かそうとするのでなく、逆の手も使うことで、両サイドとも内巻きにいれる事が可能なんですね!!
◎アタマの右側を乾かす→左手でドライヤーを持つ
◎アタマの左側を乾かす→右手でドライヤーを持つ
そして後ろから風を当ててあげる事で、キレイなまとまりが出てくれます。
次の日、お客様実際にやってもらうと、、、
キレイに内に入ってくれてます😭😭😭
今回のお客様の髪の毛がハネル原因は
◽︎ ドライヤーを持つ手
◽︎ 風の方向性
こういった内容だったようです。
ボクもほっと一息です😫
パーマをしていたり、
ストレートパーマをしていても、
「いつもここだけがハネてしまう!?」
こういった事ってあると思うんですよね。
もしかすると、ちょっとした所作が原因かもしれません。
もういちどヘアケアやドライヤーテクニックなどを見直すことで解決できる事もあると思います。
今回は僕自身も、言葉足らずというか、お客様の家でのホームケアに対して、アドバイス不足だな〜とより痛感してしまいました😭
とても反省です😣
もっとお客様の立場になって物事を考えていかねば、、、