【ヘアカラー】ピンク系→グレー系へのシフトは少し注意が必要。

カラー

VOl.54

 

こんにちは。

熊本上通りReal meで美容師をさせて頂いてますHOKIです。

記事をご覧いただきありがとうございます。

 

 

今回はハイトーンなお客様。

過去に数回のブリーチと、ここ最近はピンクや赤系といった暖色系なスタイルでした。

しっかりと濃く色が入ってますが、1ヶ月半ほどたつと

ある程度、色が褪色してしまいます。

今回はグレー系のオーダーです。

グレー系はいつも人気がありますね〜^_^

「ではやりましょう!!」

といきたいところですが、そうすぐにとは行けません。

なぜなら

この時のグレーは透明度抜群なグレーのオーダーだからです。

まるでセフィロスのような。

(FF7はやり込みましたね〜 笑)

染料は実は残っている

こちらのBefore↑写真もヘアカラーが褪色しているように見えて、実は微量に前回の染料がうっすら残っているのです。

なので、このままグレー系のカラーをやっていくと、透明感どころか、濁ってしまいます。

絵の具のバケツ状態。

絵の具の筆を洗えば洗うほど、水は濁っていきますよね。

なので、今回の施術は一度、髪の毛に残る“残留ティント”を除去するところからスタート。

根元部分・・・ブリーチ

毛先部分・・・脱染剤

に分けてのプロセス。

“脱染剤”

はとても便利♫

ブリーチ髪の毛と前回の色素の残り全てを脱色

脱染剤→髪の毛には触れずに色素の残りだけ脱色

脱染剤は髪の毛にブリーチほどの負担をかけずに染料のみを脱色してくれるワケです♫

混ぜるとフワフワに

作りすぎましたね 泣

ここから薬剤塗布

比べて見ると、色素がどんどん抜けていくのがわかります。

それから希望色のグレーをいれていきます。

時間をしっかりと放置し、仕上がりがこちら

ピンクやブラウンの雰囲気を感じさせないグレーが染まりましたね。

カラーの繰り返しは絵の具のバケツ状態

ヘアカラーをして1ヶ月、2ヶ月と経過し、

「色落ちたかな??」

と思っても髪の毛の内部には微量の

残留ティント(前回のヘアカラーの残りの染料)

が残っていたりします。

これらが残っていると、いかにヘアカラーやカラーの調合が優れていても、仕上がりがズレて来ることもあります。

キレイに色が出ない状態😣

時には脱染剤のようなアイテムを使い、髪の毛の残留ティントをスッキリととってあげるのも良いのかな〜と思います。

キレイな透明感カラーが作りやすいと思いますよ😊👌✨