とれやすいパーマ・とれづらいパーマの違いって??

VOl.41

 

こんにちは。

熊本上通りReal meで美容師をさせて頂いてますHOKIです。

記事をご覧いただきありがとうございます。

お客様にパーマの施術や、パーマの話をしていたりするとよく

「パーマがとれやすいんですよ〜」

とおっしゃる方もいらっしゃいます。

“過去にかけたけどすぐにとれた”

“クルクルにかかりすぎてしまった”

など、ちょっとしたトラウマがあって、なかなかパーマにチャレンジできずにいたり。

ボクもまだ小学生くらいだった頃のパーマのイメージっていうとこんな↓

PUFFYのようなクルクルパーマ♪

(ボクも好きでした❤️)

美容師になってすぐの頃はとにかく小さなロッドを何本も巻いてましたねー😆

ここ数年はコテでつくる“ゆるいカール”がほとんどの時代

「パーマするならユルフワな感じがいい〜」

ほとんどの方はこんな感じでおっしゃいます。

やはり、パーマをかけるってなると、コテで作ったようなユルフワなヘアスタイルをイメージされているんですね。

ただここで立ち止まってしまうのが

“ゆるいとパーマがとれやすい?”

という事です。

だから

“あらかじめ強めにかければよい??”

という事でもないのかなーと思います。

あまりにもクルクルになったパーマがユルフワになってくれるのかなーと思ったり…。

パーマを長持ちさせるにはカット。

そして薬剤コントロール。

まずはパーマといえど、カットありきです。

きちんとカットをしなければ、カールや動きも出てこないし、再現性(セットのやりやすさ)も大変になります。

それから薬剤の使用方法。

薬剤の事をお客様に語ってもしょうがないのですが、僕はよく語っています。

完全に自己満足です 笑👍

(ほとんどのお客様は聞いていない 泣)

パーマは基本的に薬剤の“還元”“酸化”という反応で、髪の毛が曲がっていきます。

ここが大切で、

パーマをしっかりかける→

“強い薬剤を使用”

ではなく

パーマをしっかりかける→

“髪のコンディションに合った薬剤を確実に反応させる”

という事が大切になってきます。

薬剤が強すぎると髪に負担がかかります。

薬剤の反応や手順がどこか足りていないと、とれやすいパーマになってしまいます。

もちろん他にも、ロッドを巻く技術だったり、温度の事だったり、様々な工夫が必要になってきます。

デジタルパーマであったりAirウェーブだったり様々な器具を使用したパーマもあります。

これらをうまく活用できていくと、いかに

“ゆるいパーマ”

といっても、髪の毛への記憶力があがり、パーマの持続性が良くなっていくんですね。

再現性が大切

パーマは美容室での仕上がりよりも、家に帰ってからの

“セットのやりやすさ”

が一番大切だと思います。

そして、必要以上に髪の毛を傷ませないこと。

そのためには

女性心、髪の毛、薬剤、機械…

たくさんのことを知っておかないといけないんですね。

まだまだ、わからない事だらけ。

ちょっとしたパーマをプラスする事で女性は更に素敵になれます。

痩せてきた髪の毛でもパーマでボリュームをプラスする事ができます。

引き出しを増やせるようまだまだ勉強あるのみですね💪✨