VOl.36
こんにちは。
熊本上通りReal meで美容師をさせて頂いてますHOKIです。
記事をご覧いただきありがとうございます。
先日、新規のお客様がヘアカラーでご予約を頂きました。
お客様の雰囲気や好み、髪や頭皮のコンディションなどをカウンセリングさせて頂きます。
ヘアカラーは薬剤を使用するので皮膚とのトラブルがないように、念入りにお話しを伺っていきました。
すると、どうやら肌は弱いようです。
肌も荒れた事があるようで、どのくらいかな〜と思っていたら、、、
なんと、数カ所がかぶれたような状態に。
頭皮も薄い角質がポロポロの状態。
乾燥性の皮膚炎→脂漏性の皮膚炎
になってるのかなぁといった具合です。
お話を伺っていくと、以前に通っていた美容室でヘアカラーをしている時はつねに頭はジリジリと痛かったようです。
美容室から帰ると3〜4ヶ月はカユミやフケが止まらないとの事。
担当の美容師さんに伝えてみたところ
“ヘアカラーは痛いものなので我慢するしかありません”
の一言だったみたいです。
お客様もその言葉を信じるしかなく、数回はそちらのサロンに通われていたそうです。
もうビックリです。
確かに髪を明るくする時や、皮膚が敏感になっているときは刺激も多少はあります。
そのような際は例えば
◎頭皮に保護オイルを塗る
◎肌に薬剤を直接つけない“ゼロテク”の塗布
◎カラー剤をしっかりと混ぜることで、刺激が穏やかにもなります。
専用のブレンダーを使用する事で、より刺激は穏やかに。
それでもあまりに痛い時はすぐにでもカラー剤を流すべき。
ヘアカラーのデザインもとても大切です。
ですが、そこまで頭皮が刺激をうけているのならば、すぐに洗い流すべきだと思います。
こういった皮膚炎にもつながりますし、ヒドイ場合はアレルギーを起こす事だってあります。
そもそも箱にはちゃんと書いてある!!
ヘアカラーができない頭皮になってしまうと遅いんですよね。
他にもこのような状態になった方がいるので、より気をつけてしまいます。
僕自身、自分でヘアカラーをしている際にほんの20分ほど、耳にブリーチ剤が付着していたのを放っておいたところ、、、
ヤケドみたいに、爛れてしまった経験もあります。
本当、薬剤を甘くみてはいけないんですね。
薬剤はジキルとハイド
美容室で使用する薬剤は髪のカラーを変えたり、パーマしたり、ストレートにしたり、
お客様の“なりたい”を叶えてくれます。
ですが、目には見えない部分でさまざまな反応が起きている事も事実です。
そんな2面性があります。
ちゃんとした施術をしていかないと大変な事に。
お客様も
「アレっなんか今日は違和感がある!?」
って時は、些細な事でも美容師さんに伝えるてみる事です。
デザインを楽しむためには、髪と頭皮を守る事も大切なんですね。
まだまだ僕自身も知らない事ばかり。
学ぶ事はたくさんありそうです。
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