VOl.15
こんにちは。
熊本上通りReal meで美容師をさせて頂いてますHOKIです。
記事をご覧いただきありがとうございます。
今回はご新規で来て頂いたお客様。
ご予約の際に
「ストパーが変なんです!!」
という事だったので僕も
「⁇」
だったのですが、御来店後、カウンセリングしていくと、すぐにそれはわかりました。
その時の様子がこちら
よくよく見てみると、
根元がパキっと曲がった状態です。
いわゆるストパー時における
「根折れ」
の状態です。
ストパーをしてすぐにはわかりづらいのですが、3週間ほど経過して、新しい髪の毛が生えてくると分かる事が多いです。
見た目的にも「ん〜〜」という感じですし、あまりに状態が悪いと
「断毛」
と言って、この部分から毛がちぎれてしまうことがあります。
このようになるのは一番避けなければいけません。
なぜこういった状態になるかというと、ほとんどの場合が、“技術者のちょっとした不注意”からおこる事がほとんどです。
基本的にスレートパーマ(縮毛矯正)は薬剤を塗る際に、
“根元から1cm以上は離す”
“毛流れに合わせて塗布”
などの注意点があるのですが、この辺がおろそかだと、仕上がった時に根元が折れやすくなります。
顔周りやつむじ周辺は髪の毛が細かったり、毛流れが強いので、特に注意しなければいけません。
顔まわりをする際にはこういったフェイスガードも役立ちます。
サンバイザーのような感じで、お顔を気にせずに前髪を下ろす事ができるので、とても役立ってます。
“根折れ”
もコンディションによっては修正が可能です。
今回も優しい薬剤で、慎重に根折れ修正をやっていきました。
仕上がりがこちら
パキパキだった“根折れ”は修正できたかと思います。
こういったトラブルも “髪質・薬剤”
というよりは、
“技術者のちょっとした不注意”
から起きてしまうことががほとんどです。
もちろんパーマやヘアカラーなどでも似たようなケースもたくさんあります。
こういった事も反面教師に、丁寧な仕事を心がけていきたいと思います。