ストレートパーマとブリーチの注意点

VOl.9

 

こんにちは。

熊本上通りで美容師をさせて頂いてますHOKIです。

記事をご覧いただきありがとうございます。

 

ワタワタと過ごしていたら、いつのまにかBLOGやるやる詐欺になっておりました😱

 

梅雨も明け、いよいよ灼熱の夏がやってきましたね。

 

九州、熊本の湿度は半端ないです。

 

湿気があったり、汗もかいたりとこんな時は髪の毛もまとまらない事が多いです。

 

梅雨時期が過ぎてもストレートメニューをされるお客様はたくさんご来店されます。

 

そんななか、定期的にストレートをされているお客様からまさかの連絡が・・・

 

「ストパーしたいんですけど、近くの美容室でブリーチしちゃったんですけど大丈夫ですか??」

 

主婦のお客様で、時間などの都合により近くのサロンに行かれたみたいです。

女性あるあるですよね。

 

とりあえず僕は心の中で

 

「なに〜〜〜〜〜〜〜っ!?」

 

と叫んでいましたが、とりあえず一度ご来店頂き状態を見てみる事に。

その時がこちら

ブリーチから、数日はたっているみたいですが、クセのウネリと、ブリーチによるダメージも目立つ状態です。

 

お客様もどうしようもない状態になってしまったようで、慌てての御来店です。

 

カウンセリングを行ったところ、その美容師さんから、

 

「最近のブリーチは傷まないから大丈夫」

 

との事で今回のケースにいたったようです。

 

確かにここ最近では、“マレイン酸”や“ジマレイン酸”などの酸性トリートメントをブリーチと組み合わせる事により、ダメージを抑えたり、毛髪を強化する事が可能になりました。

 

僕も毎日のサロンワークで使用しております。

 

ただここで、注意しないといけないのが、

 

“ダメージが0になるわけではない”

 

という事なんです。

 

特に、ストレートメニューやパーマなどを定期的にされるお客様はこの辺を考えておかないと、希望のデザインの幅が狭くなってしまいます。

 

“髪の毛の体力には限界があり、一度傷んだ髪の毛は二度と元には戻らない”

 

これが原理原則なんです。

 

それでも出来ることを〜ということで毛髪のダメージレベルや弾力などを見させて頂き、毛先をカットするという事でストレートに入っていきました。

Afterがこちら

なんとか綺麗にまとまってくれました。

 

喜んで頂き本当に良かったです。

 

ブリーチをする事で、赤味を消した、透明感のある綺麗なカラーデザインが可能になります。

 

ですが、それと引き換えに“できなくなってしまう事”というのも出てきます。

 

「思い切ってハイトーンのカラーにしたい!!」

 

という時も、今後の事を見据えてやっていく方がヘアカラーも楽しめると思います☝️